うたはし耳鼻咽喉科の鼻炎

⿐炎とは

⿐炎とは

いつも鼻が詰まっている感じがする、鼻水が出て日常生活に影響を及ぼしているという場合は、鼻の粘膜が炎症を起こしているからかもしれません。これがいわゆる鼻炎です。

鼻炎になる原因

気候の変化や風邪などのウイルスに感染すると、鼻の内部で炎症が起こります。また近年は、スギの花粉やイネ科の花粉、ハウスダスト(家の中のホコリ)やカビ、ペットの毛などのアレルゲンに過剰反応し、炎症が起こるアレルギー性鼻炎に悩まされる方も少なくありません。

鼻炎の主な種類、症状は次の3つが挙げられます。

急性鼻炎

多くはウイルスによる感染が原因で起こるのが急性鼻炎。多量の鼻水やくしゃみ、鼻づまりが主な症状、いわゆる「鼻かぜ」です。発症から1~3週間で治癒することが特徴です。

慢性鼻炎

鼻の粘膜に炎症が起こり、症状が長期間続くのが慢性鼻炎です。一般的には、急性鼻炎が慢性化して起こります。大気汚染やたばこ、化学物質、薬物、金属などの刺激が原因となっていることも。

アレルギー性鼻炎(花粉症)

花粉やハウスダストなど、アレルゲンとなる特定の物質に反応して起こる鼻炎です。ハウスダストやダニ、ペットの毛などが原因の場合は、症状が通年に及びます。一方、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉がアレルゲンの場合、花粉の飛散量が多いシーズンのみ症状が表れます。

  • まずは血液検査で原因物質を特定

当院ではアレルギーの検査は血液検査で原因物質の特定を行います。比較的アレルギーの頻度の多い6種類から食物アレルギーなど含む最大39品目を検査することができます。保険診療で行えます。3割負担で6種類でおおよそ4000円くらい、39種類でおおよそ7000円くらいの負担額になります。1週間程度で検査結果をお知らせすることができます。

鼻炎の治療方法、注意点

鼻水やくしゃみが出る、鼻が詰まっている状態が長引き、慢性化している状態は生活の質(QOL)を低下させることにもつながります。当院ではお薬で症状を和らげるほか、鼻閉がひどい場合にバイポーラ電源装置という医療機器を用いる鼻粘膜焼灼治療も行っております。施術時間も短く、負担の少ない治療法です。ご希望の方は受診の上、ご相談ください。

  • 市販の点鼻薬には注意が必要

手軽に購入できる市販の点鼻薬は鼻炎に悩む方にとってありがたい存在かもしれません。しかし長期間使いすぎることによって、かえって鼻づまりがひどくなるケースもあります。
処方薬にも含まれるものありますが、市販の点鼻薬の多くは鼻粘膜の腫れを鼻粘膜の腫れを軽減する血管収縮剤が含まれていることが多く、頻回の使用によって、薬そのものが炎症の原因となってしまいます。長期間使いすぎないよう気をつけましょう。適切な対処法や治療方法をご説明しますの、ご相談ください。

お問い合わせはお気軽に

町田駅の耳鼻咽喉科なら「うたはし耳鼻咽喉科」にお任せください。経験豊富なドクターが患者さんの目線で丁寧な治療をこころ心がけます。花粉症などのアレルギーや、鼻炎、中耳炎、副鼻腔炎などでお困りの方はお気軽にご相談ください。